JFS規格を構成する3要素
JFS規格は、食品安全マネジメント(FSM)、ハザード制御(HACCP)、適正製造規範(GMP)の3要素で構成された食品安全マネジメント認証・適合証明です。これらの3つの要素は独立して機能するのではなく、それぞれが相互的に影響を及ぼしております。
食品安全マネジメントシステム(FSM)
● 以下のGMPとHACCPを有効に実行するための管理の仕組み
● 安全方針の設定、手順書作成、文書管理方法の設定など
● トップマネジメントの責任、フードディフェンスや食品偽装への対応
ハザード制御(HACCP)
● 生物学的危害、化学的危害、物理的危害の可能性を分析(HA)
● 危害防止のための重要な工程管理ポイントを決定(CCP)
● 重要な工程管理ポイントにおける管理条件を設定
適正製造規範(GMP)
● 食品安全管理において基本的となる一般衛生管理
● HACCPを実施するための前提条件プログラムの中心となる基準
● 従業員衛生、環境、施設、装置、検査、メンテナンス、教育など